か が み


どんどん暗くなっていく
更新しました。
今回もまた長い。気づけば長くなっていて、中途半端なところで切るのが嫌だったのでずるずると書いてしまいました。しかしまあ、Sに比べるとこれくらいが普通なんですよね。
そしてまた暗い。別にそこまで暗いとは思ってないけど、この話にしては暗いですね。まあ個人的にはとっても楽しくなってきて、早く次が書きたいという状態なんですが。
そういうわけで、そろそろいろいろと語ってみることにします。


「それも、ないとは言えない。しかし」
 次の言葉を聞くのが怖い。
「皆が彼を避けている理由は、本当はそんな単純なものなんかじゃないんだ」
 見えない何かに突き飛ばされた心持ちがした。

この辺はS的なノリで。久々に「心持ち」という単語を使った気がします。

「ふむ。この本に書かれてあることが本当ならば、この時代に闇の精霊はいないらしいな。それと源属性の精霊は行方不明らしい。また精霊たちは誰かの元に集っていて、契約をするにはその誰かの所まで行かなければならないのか……」
 説明口調の独り言ほどむかつくものはない。だったら口に出すなよ、と言いたくなってくる。それがわけの分からない内容なら尚更。

これだけでこの世界の時代が分かった方はきっとSを読んだんでしょうね。

 空中にのばしかけた手は空気しか掴まない。よろめきながらも立ち上がろうとするヴィノバーの姿は、少年漫画のありがちなシーンを再現しているようだった。まさかこんなものを間近で実際に見ることになるなんて思わなかった。いつも「ああ、またか」と思っていた場面なのに、今は他の何よりも痛ましく感じられ、腹の底から彼を応援したくなってくるんだ。俺はしゃがみこんで彼に手を差し出した。ヴィノバーはそれを見た刹那、目を丸くして少しのあいだ固まってしまった。

そりゃ固まるでしょう。今まで散々嫌がらせを受けてきたんだから。しかしそれに豊は気づかない。

 反省した大僧正様は俺とヴィノバーのスピードに合わせる技術を学んだ。そうやってゆっくりと廊下を歩いていると、周囲から冷めた視線がたくさん集まってきて、これがヴィノバーの感じ続けていたものだということがようやく分かったのであった。

実際すぐ近くにいますからね。嫌でも視線を感じてしまうんです。中には「なんでヴィノバーに手を貸してるのか」って感じの視線も混じってたでしょうね。
それにしてもここは本当に嫌な大聖堂だ。


この話は書くのは楽しいけど、本題からずれないよう頑張りたいです(何)。だって最近サラとかソルの出番が皆無だし……。

2008/10/04 16:31 | コメント(0)



途中まで書いてたぶんが消えた時はさすがにショックだった
更新しました。なんとか。
いや、実は今日になってから書き始めたんです。
とりあえず基本は土曜に更新ってことになってますからね。土曜が無理だったら日曜って感じで。
それにしても今回はまあ、今までの話の中で最も真面目だった気がします。特に後半とか。キーラはほとんど無視ですが。
しかし個人的にはこういうのの方が書いてて楽しい。ものすごく楽しい。とてつもなく楽しい。だから今日中に更新できたんだと思います。最後の方は結構乗りに乗って書けてましたから。
それにしても今後どういう展開になるのかさっぱり分かりません。というのも、この話、設定だけはできてるけどストーリー構成が何もできてないんです(いや大まかなのはできてるけど、一応)。もうその時の気分次第で話は進んでいくと言っても過言ではないくらいです。
……大丈夫なのか?

2008/09/27 21:42 | コメント(0)



もうすぐ夏休みも終わり
更新しました。幸福。
本当は昨日にはもう書けてたんですが、眠かったので今日更新しました。
なんか今回はあまり話に進展がなかった気がします。でも一応書きたかったことは書けたのでよしとしましょう(勝手に)。


……最近、また「刻の十字架」が書きたくなってきました。この話は別に書かなくてもいい気がしたので封印したんですが、このままだとあまりにもらいのイメージが悪くなりすぎる気がしたんですよね(ノクターン参照)。それはちょっと可哀想なので。書こうと思ったんですが。
それによって幸福の更新が滞るってのも嫌なので、今は幸福を書くのを優先しようと思ってます。まあそれが当然なんでしょうけど。せっかくヴィノバーも出てきたんだし。書きたくて仕方がない敵役の人もいるし。(←また敵……
どうしようかなー。最近ネタに困ってる拍手ネタにでもしようかな。でもだとしたら、なかなか更新できないってことになるんですよね。短編では終わりそうにない話だから。まあ考えておくことにします。
どーでもいいけどこの前、Sを読み直してました。なんかたまに変な表現が出てきたりしてましたが、今とは書き方がかなり違っていて自分でびっくりしました。でも覚えているところはなかなか忘れないものですね。例の第四幕の第四章なんか、忘れているところがないくらいよく覚えてました。
しかしそれ以前に書いた作品は怖くて読み返せません。原点とかノクターンとか。今から全部書き直したい気分です(汗)。そんな時間はないですけどね。
それにしてもSって、本当によく終わらせられたよなぁ、と感心してしまいます。

2008/09/21 13:27 | コメント(0)



まだまだ終われない
あの人への手紙

 あなたがこの世を去ってから、もう随分と月日が流れていきました。相変わらず皆とのんきに馬鹿なことをしている俺は、それでも時々あなたのことを思い出します。
 俺はあなたの理想を拒み、粉々に砕いてしまいました。そこには理由だってありましたが、そんなことはあなたにとっては言い訳にしか聞こえませんよね。だから、俺は何も言いません。そうして黙っていようと思ったけれど、あなたは本当に物知りで賢いから、俺の考えていたことを優しく包み込むかのような手紙を書いてくださりました。それを読んだとき、俺は、ああやっぱりあなたは凄いと感じました。
 凄い、というのは、単にあなたが博学であり、人の心の内を読み取る力に長けているとかそういうことではなくて、あなたの一族に対する想いや、世界に対する慈しみが凄いということです。普通の人間、特に俺の生きる世界での一般人の中には、あなたほどの想いを抱いた人間はきっといないでしょう。俺も同じだったんです、あなたに全てを言われるまでは。社会の中で盲目になり、ひたすらに利便だけを求め続け、人を踏みにじっては這い上がり、頂上に立つと衰退の恐怖に震える。俺たち人間はそんな生き物なんです。そして俺は、それを知っていながら、見て見ぬふりばかりを続けていたんです。
 あなたに会えてよかったと言えば、あなたは笑うかもしれません。可笑しなことを言うと思うかもしれません。しかし、一つだけ知りたいことがあります。あなたは、俺たちと少しの間だけ共に過ごしたことがありましたよね。その時、あなたはいつも笑っていた。決して作り上げた微笑みではなく、本当に腹の底からの表情を見せてくれていた。今となってはもう分からないことですが、あなたはあの頃、本気で俺たちと接してくれていた――そう思ってもいいのでしょうか。勝手な推測ですが、あの時の笑顔は、本当に本物のようにしか見えなかったんです。だから、俺は。
 存在理由について、あなたから教えられたことについて、俺なりの答えを探してみました。いろんな答えが見つかりました。あなたの意見を肯定するもの、否定するもの。その中から一つだけ選べと言われても、とても難しくて選ぶことができませんでした。だけど本当は、俺は、あなたの本音が聞けたことが何よりも嬉しかったんです。あの戦いの前に書いた言葉だと意識すると、あなたの涙の意味も、あなたの言葉の数々も、あなたの憤りの根底も、何もかもが俺の中で大切なものとなり、未来永劫の宝物となっていきました。あなたの姿が遠い過去のものとなったとして、俺は決してあなたのことを忘れないでしょう。きっと覚えていると約束します。あなたの存在は無駄ではなかったと、あなたの価値は俺たちの中にあるんだと、そう訴えられるように。
 だから、どうか。
 俺たちの創っていく未来を信じ、見守っていてください。

  あなたの言葉を受け止めた者
  川崎樹


これは拍手ネタでした。しかし結局使うことなく放置。
いいえ、手紙に手紙で返すってことをやってみたかったんです。

2008/09/18 00:28 | コメント(0)



いつでも翻弄され
更新完了しました。幸福について考えてみた。
まだ未来編が始まって間もないですが、この時代ではいろんなことをやろうと思っております。おそらく全話の中で最も長くなるかと。まだまだ出したい人物やイベントもありますからね……。
だんだんとラットロテス大聖堂の性格が見え始めてきた頃ですが、まだ戦争は始まりません。ご安心ください(笑)。っていうかここで戦争なんか始ったりしたら、豊が可哀想すぎます。いや、本当に。
何と言うか、まだ自分では序盤だと思ってるのであまり語ることがありません。Sの終盤あたりではいろいろ語れてたのになぁ。あの頃は、本当に乗りに乗って書けてましたからね。やはり終盤というものは面白いったらありゃしない。

幸福も早いところ終盤……とまではいかなくとも、ネタばらし大会くらいまで進みたいものです。

2008/09/14 13:41 | コメント(0)


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