かがみ

最近の記事

月別アーカイブ

リンク

レポートも終わってようやく夏休みですよ

2010.08.31 未分類
幸福、久々に更新です。
いやはや更新できてよかった。
とはいえ昨日にはすでに書けていたんですけどね。

今回はのんきに山登り・後半です。
確か翌日にはアナ宅に乗り込むはずなのに、こんなぼけぼけしたことやってていいのかしら。と思うくらいにのんびりやってます。

74
 見つからないものを探し続けている。
 どうしてだろう、それは必ずあるって分かっている気がしたんだ。

だけど視点がルイスさんだからとっても真面目。

「おいサラ、闇の意志じゃなくて光の意志だろ」
「そうかもしれないけど、私たちにとっては闇の意志よ……この世界を壊そうとしてるんだから!」
 さりげないカチェリの指摘にサラは負の感情をあらわにした。そしてようやく私は彼女が『ルピス』ではなく『闇の意志』を恨んでいることに気付いた。

もともとサラたちは相手が光の意志だろうと闇の意志だろうと、そいつが世界にとって脅威になっていることに変わりはないから、どっちが敵になろうと関係ないはずだったんですよね。
でも闇の意志であるルイスにとっては関係ないと言うことはできなくって。

 ユリスはふわりと微笑んだ。それは私にはない表情だった。彼はサラに向かって微笑みかけていたけれど、ふとした瞬間に相手と目があって焦ってしまった。
 私はさっと目をそらした。かつて豊と目があった時と同じように、互いに別々のものを見ることが怖かったんだ。そうして怯えることで自分を保つことができるのなら、私は大いに苛まれ続けるべきなのだろう。しかし本当は、そんなことはどうでもよくて、私が知らない私の一部を私じゃない生命に見られることが嫌だったのだろう。私には見ることができない私の姿を、他の人の方がよく知っているというのは許せないことだった。自分のことは自分が一番に知っておくべきだと信じて疑わない私だからこそ、こういった些細なことで恐怖に飲み込まれてしまうのだろう。それが最も危ないことだと分かっているはずなのに、私の目は危険なことと安全なことの見極めさえできないようになってしまっていた。

要するに「鏡でもそれは偽物」ってやつですよ。自分の顔は自分では見ることができないってやつ。

 二度と頼らないと決めたのに、それを求めるのは愚かしいことだった。
 だから、まだ大丈夫。私はここに居ると気付いたから、何も知らなかった私より強いから。

大丈夫とか強いとか言ったら、余計に大丈夫じゃなく弱そうに聞こえるから不思議。

「それに比べて、あなたはまるで――」
 彼の青い瞳がオレンジに染まる。それは綺麗なガラス越しに見る景色よりずっと恐ろしく、だけど脅威さえ振り払う剣は隠されたままで、私の中に眠る一つの感情を呼び起こしそうな郷愁を湛えていた。

もはやオレンジの景色は……。

「……あなたも、あの人と同じことを言うのですね」
「え?」
「英雄なんて過ぎた言葉だ、って」
 褒められているはずなのに否定する。もてはやされるのが窮屈に感じられる。それは頂点に立った者しか理解できない悩みに他ならない。たくさんのものは手に入るけど、自分が本当に望んでいるものだけがすり抜けるように逃げていく。それを手に入れなければ満足できなくて、あらゆるものがちっぽけに感じられてしまう。そして周囲は自分を祭り上げ、神のように崇拝され、すがるように愛を差し出し、腹の底で救いの手を待ちわびている。
「そうしてあなた達は、自分が欲しいものはこんなものではないと言い、否定を続けることで生命を延長させ、やがては深淵に辿り着く。衰退が恐ろしい? 自分で作った結果なのに、なぜ恐れるの?」
「恐れは常に持ち続けているよ。いつかこの時と空間が消えはしないかって、そればかりが恐ろしくて仕方がない」
「押し潰されないの……恐怖に、畏敬に、責任に、自由に?」
「自由って、押し潰すものなのかな。それは解放のように響くけれど、所詮自由でしかない僕らは、逆にそれを利用するべきだと思うんだけどね」
「利用する……?」
 自由を利用する。自由でしかない私自身が、逆に自由を利用してやる。
 そんなこと、考えたこともなかった。本当の自由がない時点で、私たちはいつも自由に押し潰されているものだとばかり思い込んでいた。それを利用するだって。利用するって、どうやって? そんなことが可能なの? だけど私は、自由を利用する以前に、自由を持たない身だからどうしようもない。

自由を利用するって発想は、私も考えたことなかったですね。そのわりにこの辺の台詞はすっと出てきましたが。
頂点に立った者と自由についての考察は浜崎さんを好きになったからこそ考え出したことでもあります。
逆に言えば、あの人を好きにならなければ考えもしなかったことだろうと思いますね。

「ね、ルイス」
 あまりにも近い場所から声が届いて、私は驚いた。そしてそれが聞こえたのは、小さな接吻の後だったことをなかなか認められなかった。
 しかし私はどうもしないでおいた。幾度も首を振ったけれど、実際に起こったことは弱々しく再生されるだけだった。私はあるがままを受け入れるしか方法がない。世界を変える力なんて、いつだって乱暴なものだったから。

エアーや豊がショックを受けそうな描写だなぁ(笑)。

 彼女の記憶が呼びかけているのだろう。記憶を持つカチェリが記憶を持たないカチェリに呼びかけている。それでも思い出すことをかたくなに拒否するのはどうして? 分かってる、思い出したくないことなんて、世の中には石ころのようにごろごろと転がっているんだから。
 逆に忘れてしまいたいこともある。手違いで知ってしまった汚いこと、醜い争い、奈落の色。欲望の渦巻く聖地も、嫉妬の徘徊する天上も要らない。地の底に埋めてしまいたい知識も感情も、知らなければよかったと後悔したところで変えられなくて、それらは執拗に追いかけ回してくる。その刃の傷が深ければ深いほど、容易には忘れられなくて苦しくなるから。

あんまり意識してなかったですが、今回わりと濃いですね。いろいろ語っちゃってます。


というわけで、次回はルイスが神木に会いに行く話です。
そろそろ鬱展開が待っていそうな、待ってなさそうな。とにかく77はもうすぐそこ。
しかし77を乗り越えたとしても、それ以上の鬱展開が待ち構えているのでありました。……なんてことになりそうで、作者である私も怖かったりします。
単にルピスを封印して終わりじゃないですからね、この話。
スポンサーサイト
コメント0

幸福はもうちょっとで更新できそうです

2010.08.29 未分類
某企画の為に描いたラス&エアー殿。
実はエアーを描いたのはこれで三回目くらいです。カラーなのはこれが初。
見れば見るほど森っぽいですねぇ。
頭にくっついてるのは飾りです。
しかしこうして見てみると、なんかラスがえらい大人っぽく見えますね。
ついでにエアーが女の子みたいに見える……

絵は追記から。
コメント0

自分で書いたことなのに分からないってどういうことなの

2010.08.23 未分類
そしてあなたは永遠を語りました。
終わりのないものを、いつか崩れると知っていながらも、一生懸命に話しました。
必ず私に届くようにと。
影に飲み込まれてしまう前に。


お久しぶりでございます、文月です。
まだレポートは終わっておりませんが、とりあえず生存報告ということで。
とはいえ某企画の方にはしょっちゅう顔を出してるので、知っている方は知っていると思いますが。
しかしレポートの提出期限を縮めるたぁ、どーいうことですか先生。
やはり夏休みは九月からですねぇ。これじゃろくに小説も書けないしゲームもできやしない。
とか言いつつこの前までトルネコ3をやってたんですけどね……(笑)
よく見るとプレイ時間が800時間超えてました。そりゃぼろにもなるわ。こんなに長時間やり込んだのはトルネコ3くらいだと思いますね。スーファミのドラクエ3もかなりやり込んだけど、さすがに800時間超えはなかったと思うし。
あんまり詳しく語るとまたやりたくなってくるので、レポートが終わるまでは封印します。

あーレポートなんかさっさと終わらせて文章書きたい。
永遠について語りたい。幸福もいいけど永遠についても考えるべきだと思うんですよね。今のところ私にとっての大きな課題がその二つなのです。幸福は「幸福について考えてみた」で掘り下げていっているけど(タイトルからしてもう……)、さて永遠について語るのはやはり公募用の小説かしら。
明日はまた大学祭の準備とかで呼び出しくらってるし……私には時間がない!(byあゆさんの「SIGNAL」
仕方ないからテイルズオブレジェンディアの素敵BGMでも聞きながらレポート書きますか。ふう。
コメント0

今も昔も変わらない哲学は、人間はこれ以上成長できないのだと主張しているみたいに見える

2010.08.13 未分類
いいかげん幸福も書かなきゃならんのに、ずっと放置したままというのはよろしくないですね。
しかし公募小説を書こうと意気込んで、実際に書き出してみるも時間がなくて少しずつしか書けず、それ以前にレポートを終わらせなきゃならないことが気がかりでそれどころじゃないという。
さらに自己の目だけでなく他のものを取り入れようとして読み始めたヘッセの「荒野のおおかみ」が予想以上に面白くて、しかもなんか永遠とか人格とかその辺のネタが自分が書こうとしていたものとかぶっていて。ついでにふと思い出した世界名作劇場の「レ・ミゼラブル」を再び見始めたりして、やっぱりマリユスしっかりしろよと思ったり、原作との違いにいちいち反応してみたりしてました。
なんだかんだでレミゼは面白いですね。アニメもいいけど是非原作を読んでほしい。エポニーヌのあのシーンはアニメで見て号泣してました。しかしマリユスがコゼットを追いかけ回す場面は、アニメで見ると不審者にしか見えない。
そしてヘッセも面白いですね。やっぱり作家ではこの人が一番好きかもしれない。カフカも好きですが、ヘッセの「知と愛」には敵わないかなーとか思ったり。あの作品、描写がとにかくいいんですよね。どこの場面を読んでも物悲しさが伝わってくるというか。なんかテーマとしてはナルチスとゴルトムントの友情が描かれているらしいですが、私はどちらかというと情景描写が素晴らしいと思ってます。というかほとんどの視点がゴルトムントだから、単に芸術的な描き方や行動や台詞が多かっただけかもしれませんが。何気に最後のゴルトムントの台詞が好きです。また読み返してみようかしらん。

いや、レポートを書かねば!
コメント0

気がつけば一時をまわっていたさ

2010.08.07 未分類
ご無沙汰しております。
せっかくの夏休みなのに、約一週間は大学に用事があり、今日まであんまり暇がなかったのです。明日は土曜なのでようやく休みです。しかしまた月曜から行かなければならないという。
さらに大学祭の用事もあるし、レポートも書かなきゃならんしで、なかなか暇な時間が取れなさそうです。ちくしょうめ。
なんて悔しがってる場合じゃありませんよ、なぜってそれは、浜崎さんの新曲情報が出てきたからですよ!(またそれか

というわけで、公式サイトより。


49th、50thシングル、2週連続発売決定!
★49thシングル「crossroad」
48thシングル「MOON / blossom」購入者特典の着うた配信で話題の新曲「crossroad」の発売が決定!
新録2曲に加えて、人気曲「MOON」「blossom」の新ヴァージョンを加えた全3形態!
★50thシングル「 L 」
通算50作目となる記念シングルは、2003年7月発売「&」以来7年ぶりとなるマキシ・シングル!!
豪華作曲家陣を迎え、新録3曲(予定)を収録予定!video clipを2本収録したDVD付き、49thシングルの別ヴァージョンを収録したCDのみなど全4形態で発売!


というわけで、二週連続発売らしいです。しかしなんだって48thシングルとの間にこんなに期間があいているのか……なんて文句も言えないくらい嬉しいんですけどね!(笑
「crossroad」は小室さん作曲。そして50thシングルの「豪華作曲家陣」に含まれるのはもしや!? と妄想しておりますが、たぶん私の予想は外れるんだろうなーと思っております。だってね……まさかのCREAだなんて、そんなことがあるわけが……でもそうだったら嬉しいなーと……
しかし、マキシ・シングルとは。頑張っておりますねー、あゆさん。
でも「L」って何? 過去の「A」や「H」は言わずもがな、「&」だって分かりそうなタイトルでしたが、「L」って何すか、あゆさーん。

そして何気に気になったのがこれ。

masato "max" matsuura & Tetsuya_Komuro共同プロデュースによる、
a-nation参加アーティスト11組(【TRF】【hitomi】【Every Little Thing】【浜崎あゆみ】【Do As Infinity】【倖田來未】【大塚 愛】【鈴木亜美】【AAA】【GIRL NEXT DOOR】【ICONIQ】)が集結した、超豪華ユニット「a-nation’s party」(エイ・ネイションズ・パーティー)が歌う、a-nation開催以来史上初となる公式テーマソング「THX A LOT」(サンクス・ア・ロット)が完成。

何すかこれー! 小室さんも社長も頑張ってますねー。
どうせなら50thシングルにでも収録してくれんかなー……なんて言ってみたり。

そしてそして、こっそりと待ち続けていた動画がついにアップされておりました。
http://www.youtube.com/watch?v=gZlhLSLlggs
このお二方のピアノはすごいです。特にロック曲の変わりようが素晴らしすぎる。
今回の「Don't Look Back」もさることながら、「Because of You」「talkin'2 myself」「rollin'」などピアノとは程遠い曲でもしっかり聴かせてくれるのが素敵なところ。
そして私の大好きなアルバム「GUILTY」の楽曲を制覇してくれているのが特に素晴らしい(笑)。「Marionette」とかさぁ……本当にどうしようかと思ったよ。前奏が何気に怖いところもいいし、サビなんかもう神がかってますね(笑)。
しかし私が自信を持っておすすめするのは「(miss)understood」なのです。この曲ってメロディ自体は地味な曲だと思っていたんですが、ピアノで聴いてみるとかなり印象が変わりました。こんなにメロディが綺麗な曲だったのかー、と。もちろん精神的にぐっとくる部分もあるので、やはりミスアン収録曲はいい曲ばかりだと再認識させられた曲でもあります。

そんなこんなで「Don't Look Back」を聴き、原曲が聴きたくなり、pvが見たくなったので、他の曲のpvも久しぶりに見ていました。そうしていろいろと考えてみたのですが、それを語り出すと長くなりそうなので追記に押し込んでおくことにします。
あと拍手コメント返信もそちらで。
コメント0