かがみ

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決意表明

2011.01.30 未分類
テストが終わったら某「月夜」を正式に公開しようかと思ってます。
いや、日記では何度かURLだけ置いて逃げてたんですが、今回某A&Cさんとこで感想を書いていただき、少しばかり自信が出てきたので公開しようかと考えたのです。
しかし公開するにはいわゆる注意書きを書かなければなりません。よくよく考えたら、いや考えなくてもそうなんですが、今回の話は今まで目をそらしていたものをテーマとしています。そしてその為には年齢制限が必要そうな描写を書かねばならないと感じたわけです。今までは公開と言うよりは置き逃げ状態だったのであまり具体的に言わなかったんですが……作者も二十歳を超え、あと数カ月で社会人となる年齢となりました。だからこそこういうものを書いてもいいかな、と思ったのです。
要するに、今回の話では、当然のことながら一人称で書かれているため心理描写が劇的なほど豊富で、しかも全編通して真面目で暗くて鬱々としており、書きながら頭を抱えたことが何度もありました。それに加えて性的な描写や暴力的な表現、さらに厄介なことに同性間での性交渉まで出てくる始末。ついでにこれは長編「Silent World」の番外編という位置付けで書いてたんですが、本編でのあの純粋で綺麗な何かがことごとく破壊され、救いも光も見えないような状態がずっと続いていくような話となっています。ラストのシーンは既に決まっているんですが、まだ連載中でそこへ至るレベルに達しておらず、もうしばらくは主人公のお二方には足掻いてもらわねばなりません。
とりあえず番外編と言ってもS本編を読まなくても分かるように書いてきたつもりですので、本編未読の方でも読むことができるかと思われますが、はっきり言って読んで楽しめるようなものではありません。なので「ネット小説はライトノベルに限る!」という考え方の人にはあまりおすすめできません。まあ最終的には自己責任でお願いしますってことになるんですが、とりあえず文章自体はこれまでの作品以上に力を入れて書いたので、その辺に関しては見てもらいたいという願望もあったりするわけです。
じゃ何の為にそんな話を書こうと思ったのかと聞かれると、それはやはり主人公である彼を救いたいと思ったからであり、また某企画への布石としてどうしても経過しなければならない「経緯」ってやつがあって、この話ではそれを書いてるんですね。現段階ではまだ何のことなのか解説はできないんですが。
などとごちゃごちゃ言ってますが、テストが終わるのは来週以降です。本日は決意表明ということで。

ツイッター→http://twitter.com/yuroanisu
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語り出すとすぐ調子に乗っちゃうんですってば

2011.01.23 未分類
ツイッターのせいで日記を書く頻度が減ったのは仕方がないとしても、一ヶ月以上放置はいくらなんでもよろしくないだろう、というわけで、何か書きます!
で、何を書くのかというと。
せっかくなのであゆさんの「November」の歌詞について語ってみましょうか。

November、つまり、十一月。一つの月の名称を楽曲の題名として設定したその理由、そしてそこから見えてくる曲の中に込められた意味。その真実を知るのは浜崎さんご本人だけであり、私たちはそれらを感じ取り、考え、想像することしかできません。
まず歌詞について見ていくと、この曲には他のアルバム収録曲とは異なり、恋愛に関する単語やそれを感じさせる文章が多く見られます。しかしそこに含まれる感情は「一つ壁を隔てたところ」であり、まるで友人に語りかけるように聞こえます。或いは遠く離れた場所から相手に想いを寄せながら歌っているかのよう。それは手を伸ばしても届かないものであって、だけど絶望だとか悲しみだとか、そういった負の感情は一つだって見えてこなくて。
ここで思い出してほしいのは「Moments」と「Days」の二曲。これらの曲の歌詞を見ると、この「November」と似たような感情が隠れていることに気付くかと思われます。それは自分の身よりも相手の幸せを願う心であり、自己犠牲的とも言えるでしょう。そしてこの二曲にはもう一つ共通した感情があります。それこそが、自分の想い(または姿)を相手に知られていないということ。「Days」では相手に好きな人がいるから自分の気持ちを眠らせようとし、ただ一つだけのわがままとして、相手を好きでいることを許してほしいと願っています。このたった一つのわがままがこの曲の主人公を非常に人間らしくしているけれど、「Moments」の方では「Days」のような人間らしい言葉はなく、機械的で虚無感漂う歌詞となっています。自分の中で静かに燃える感情と、「君」の悲しみや絶望をそのまま感じ取り、自身の姿を変化させて「君」を守ろうとする。だけどpvでも分かるように、「君」は「僕」が守っていることを知らず、もしかしたら「僕」が生きていることさえ知らないかもしれない。そこに書かれているのは「僕」の気持だけで、また「僕」の事実しか見えてこない。そして悲しいことにそれらは全て「僕」の願いでしかないのです。
わたくし個人の意見としては、「November」は「Moments」と境遇が似ているのではないかと思っています。この曲の主人公は「あなた」の姿を見ることはできるけど、「あなた」から何かをもらったことが書かれていないのです。夜じゅう「あなた」の寝顔を見ていたのも、「あなた」の前髪が暗い影を作ったところを見ていたのも、近くで見ていたのか遠くで見ていたのかは言及していないから分からない。他の曲なら相手から何らかのものを受け取ったり与えられたりしているけれど、この曲では「あなた」の姿だけが映り、他は全て「私」の意見や理想しか書かれていない。そこから分かることといえば、「あなた」は「私」を知らないということだけです。そして「私」には翼が一つしかなく、自由に空を飛んで行けないとも言っています。それは「Endless sorrow」や「Secret」などでも出てきたように、一つの概念としてすっかり定着しているものであるとも思うのですが、それ以上にこの曲では「不自由さ」を示しているんじゃないでしょうか。これが本当だとすれば、先の推測と混ぜ合わせると、何らかの事情があって「あなた」の所へ行くことはできないけど、「あなた」を守りたいという気持ちは強いのだと解釈することができます。そしてそれだけでなく、この曲にはもう一つ気になる言葉が含まれています。それは最後のサビの、「私」の翼を「あなた」に捧げ、「あなた」が好きな場所へ飛んで行けるように、という願い。これは「私」の強い想いの表れと取ることもできますが、しかし「あなた」にも自由がないのではないか、と考えることもできます。二人とも自由がなくて、動けない状況で、そこに語りかける「私」の意見は「運命の相手」について。そこから想像できるのは結婚、つまり一つの愛情の終着点であり、また幸福と安堵の満ち溢れた未来でもあります。ここで思い出してほしいのは、このアルバムは「Love songs」というタイトルだということ。つまりこの曲は、「愛」を掴んでほしいという「私」の願い(=愛情)を歌ったものなのではないかな、というのが私の解釈です。と書けばあっさりしてますが、その中にはたくさんの思いが溢れていて、先に述べた二人とも動けないという点や、相手に自分の感情(あるいは存在そのもの)を知られていない点などがこの曲をより味わい深く、かつ複雑にしているように思われます。
そして問題のタイトルの意味ですが。これについてはいろんな解釈ができると思います。まず最初に気が付いたのは、この曲のアルバムの中での位置。実はこの曲、インストを除けば11曲目なんですよね。とはいえこれは単なる偶然かもしれません。Novemberといえば冬。確かにこの曲は冬っぽい淋しさが表れていますが、それだけとは思えない。そして視点を変えて十一月を眺めてみると、「最後から二番目」という見方もできるなと思いました。では何が最後から二番目なのか? 最後の曲はVirgin Roadだけど、Virgin Roadの何が最後なのか? さっきの私の解釈が合っているとすれば、Virgin Roadは結婚を示しており、Novemberはその前のことを表しているのか? 確かにそういう解釈もできるでしょう。ただそれより踏み込んで、かつ抽象的に考えてみると、「人間が得る最後から二番目のもの」ではないかと私は感じました。何のこっちゃ、と思われるかもしれませんが、このアルバムのタイトルを借りると「最後のもの」とはつまり「愛」であり、Novemberでは「愛の前のもの」を持っているのではないかと感じたわけです。「愛の前のもの」とか言うと「それが成長して愛になるのか」って思うかもしれませんが、そういうことじゃなくって、以前書いた感想の中でも言っていたように、「愛=生きること」ってものを思い出してほしいです。と説明したところで、私の解釈は終わりにしておきましょう。これ以上説明するつもりはないので。
何にせよ、私はNovemberが好きすぎるってことは変わらないってことですよ。あゆさんってばいいアルバム作ってくれたなぁとか思ってます。

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