FC2ブログ

かがみ

最近の記事

月別アーカイブ

リンク

月一更新とかありえないんだけど

2011.05.02 未分類
月夜22話更新しました。
なんだかんだでこの話も22話ですよ。
今まで一体何してたんだってくらい話は進んでないですけどね。
どんどんコメントしづらくなる話ですが、今回も抜粋、抜粋。


22
「鳥が見える」
「ほお、鳥を見ていたのか?」
「鳥ってよく自由の対象にされるよな。鳥のように空を飛んで行けたらって。でも俺が思ったのは、空は自由じゃない。鳥は生きている限り、空から抜け出すことはできないんじゃないか」
「よく分からんことを言うな、お前は。空が自由じゃないって言うなら、いっそ空じゃなく地面に降り立てばいいんじゃないか」
「そんな勇気があると思う? 鳥は臆病だから人間を怖がるんだ。地面では人間が我が物顔で歩いてる。降りてきた鳥を容赦なく銃で撃ち抜く。鳥は空に帰るしかない。そしてまた空に縛られるんだ。人間だって同じ。自由や幸福に憧れて探すけど、生きていること自体が自由ではなく不幸であるから、瞬間的なものに追い出されたら同じ場所に戻ってくる。そこは自由かもしれない、でも責任のある自由だ。それは自由じゃないし、苦痛を伴う自由にすぎない。皆何らかのものに縛られてる。本当の自由は幻想で、手に入れても一瞬で崩れ去るもので、でもその一瞬のことが忘れられなくてまた探そうとしてしまう。俺たちは可哀想な生き物だ。そう、俺たちは……可哀想なんだ」

鳥のーようにーはばたけるならー♪(byあゆさんのMoments)を全否定してますよこの主人公!
ちなみに今聴いてるBGMはちょうどMomentsだったりします。

「ふう。やっぱり屋上は気持ちいいなぁ。世界がすごく小さく見えるよ」
 空は限りを知らないし、見下ろす街は米粒のように微少だ。だけどそのどれもに目に見える大きさがあり、たくさんのものに影響を与えながらこの瞬間に存在している。世界はばらばらのようで既に一つになっているみたいだ。この散在する点の一つとして、俺たちは悩みを抱え幸せを願いながら毎日を懸命に生きている。

この辺はもっと掘り下げて書きたかった……が、断念。
なんかこれ以上文章が浮かんでこなかった。
あとあんまり語りすぎると本来の話の流れが分からなくなるんですよ(笑)

「それは、きっと淋しいからだよ」
「淋しいから? 淋しいから、他人を苦しめるのか?」
「そうだよ。誰も自分を見てくれないから、無理に目を向けさせようって暴力をふるうんだ。そしたら嫌でも相手のことが気になるだろ? でもそれはその場限りのものだったり、時が過ぎれば忘れられる即席の興味なんだ。そんなものでは淋しさは満たされなくて、だから毎日続けて習慣にしてしまう。そうやって作られた日常に慣れ始めたら、無理に引きずらなくても自ずと向こうから求めてくるようになるからね」

えらい極端な意見ですね。

 愛と憎しみは同じだった。表と裏、正と負、様々な言葉により分類された感情のほとんどは、正反対のようで実は等しい。それゆえ迷宮に入りやすく、出口がないものだから抜け出すことができなくなる。
要するに表裏一体ってことですよ。

「愛して欲しいと思ってる?」
「同情の愛ならいらないよ。仕方のない愛だって受け取りたくない。ぼくは心の底からの愛じゃなきゃ納得できないんだ。だから今は待つんだよ」
 ラザーと同じことを言ってる。男は皆わがままだ。
「キスぐらいすればいいのに」
「駄目だよ、押し付けたりしちゃ。そんな乱暴、彼女を困らせるだけだ。分からないの、彼女は優しいから、そういうことをしたらきっと仕方なしにぼくを愛するようになる。ぼくが悲しまなくて済むようにって。それでいて、彼女は正直な人だから、ある時ふとぼくを殴るよ。手加減もせず、ありったけの力を込めて。そうなったらもうおしまいさ」
「臆病だな」
 人間は傲慢なことばかりを繰り返している。どんな行為が誰の為になるのか、それさえ間違って信じ込む癖がある。相手の本心など見えないのに心配する。犠牲になることで自身を聖人のように扱う。自惚れは危険だ。過ちに気付いた時、何より傷つくのは自分だって気付いていない。

ついに某番外編「金魚すくい」でのことを告白したアス君。それにしたって不憫すぎる。
樹は自身の負の感情に戸惑っておられる様子です。


今回は前回よりはマシな内容だったと思ってます。いややってることはどんどん酷くなるばかりなんですが。
ちなみに次の話も既に書けてるんですが(というか昨日書いた)、そっちの方が酷いったらありゃしないと言うしかないような話になっております。公開なんかしなけりゃよかったと思うくらい。精神的な迷宮入りは書いてて楽しいかもしれないけど、読んでる側からすれば「早く救ってくれー!」と叫びたくなりますね、まったく。

ツイッター→http://twitter.com/yuroanisu
スポンサーサイト
コメント0