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打ち上げの帰りに更新

2011.07.07 未分類
月夜更新しました。
今日は七夕でわたくしの誕生日であり、実習終了記念の打ち上げで祝ってもらったりもしたんですが、そんなことは関係ないと言わんばかりの更新内容ですね。
実は今日は28話の最後あたりを書いたりしてたんですが、それはまた読み返したりする必要もあるので次の機会に更新します。
というわけで、今回の内容について。

26
「愛されると傷つくし、重荷になる。だから誰にも愛されなくていいんだ。ましてやお前に愛されたなら――俺はどうしても、お前を手放したくなくなってしまうから」
「またその話か」
 俺の声に相手は表情を鋭くした。目を細めてこちらを睨みつけてくる。
「犠牲のない幸福なんてないんだよ。愛されたいと願うなら、傷つけられても笑ってなければならない。欲しいものを苦しみもなしに手に入れられるなんて考えるな。重荷になったって構わないじゃないか、それを守ることができたなら、それらはきっとあんたに苦痛以上のものを返してくれるはずだ。たとえば――こんなふうに」

相変わらず厳しい原作主人公。

 人を愛するということは、苦痛を受け止める覚悟を要することだった。周囲からの嫉妬だけじゃない、互いの心が見えない不安感、制御がきかなくなる恐怖心、独占欲が招く虚無の苦しみ。幸福と不幸とが背中合わせになっている。希望と絶望とが頭上で言い争っているんだ。
この話のテーマがちらほら。
たぶんここを書いてる時、頭の中で「rollin'」が流れてたんだと思います。

『勝手に産んで、勝手に育てて、そして勝手に死んでいくのか。あの人は臆病者だ』
 頭の中に声が響く。これは男の子の本音だろうか。
『残された子供のことも考えないで、自分だけで父さんのところに行って。捨てるくらいならいっそ共に連れていって欲しかった。まだ何も知らないこの子を押し付けて、一体ぼくにどうして欲しいんだ』
 孤独に沈んだ二人の姿が、田舎の道の先へと消えてゆく。
 やがて全ての生命が時を止めたなら、誰かの夢は静かに終わりを迎えた。

夢の中で見る誰かさんの記憶。
おそらくこの人が誰かってのはばればれだと思われます(笑)。

「もし俺がここで暮らすとして、君は一緒にいてくれるのか」
 それは俺に向けられた言葉だった。告白のようにも聞こえる言葉。彼に何を返せばいいだろう。俺は確かに彼を嫌ってはいないし、できれば誰にも迷惑をかけないで幸せになってほしい。ただ俺が着ているのはラザーの服だった。大きくてサイズの合わないラザーの服を着て、そしてエダに何を与えられるのだろう?
 そうだ、これが、知らなかった領域だった。

月夜に恋愛要素が入ってきちゃったよ!
恋愛ものとか初挑戦ですが、その辺の話とは全く違う結末になりそうで今から恐ろしいです。

「俺もエダの昔のこと、聞いてみたいな。もっとあんたのことを知っておきたいって思うんだ。よかったら話してくれないかな」
「だから、俺の昔話なんて聞いても面白くないって……生まれは小さな村の村長の家だったけど、それだって妙な事件のせいで家を追い出されたんだし」
「あれぇ、結局喋っちゃうんだ。エダさんってもしかして樹君に弱い?」
 森の中に鈍い音が大きく響いた。驚いた鳥たちが一斉に飛び立っていく様が見える。
「樹君、エダさんが虐めるんだ。助けてよぉ」
 エダに頭を殴られたヨウトは涙目になりながら俺の身体に抱きついてきた。彼の青い髪から甘い香りが鼻に届いた。それをもっと味わいたくなって俺は彼の髪をそっと撫でる。

後半はエダさんの過去話。長いのでここでは割愛。
それにしても樹は髪が好きなんだろうか。ロスリュの時もラザーの時もいちいち髪のことに触れてたし。


というわけで、今回はまあまあまともな話だったような気がします。……そうでもないか(笑)。
樹が変に暴走しない限り、彼の視点は30話で終了します。今のところ大丈夫そうなのでなんとかなりそうですが、樹の視点のラストへ向けての流れがいろいろとややこしいのである意味大変です。もうひと踏ん張りってとこですが、最後に山が待ち構えているのでそこで挫折しないよう気合いを入れて書こうかと思っております。ええ。

以下拍手返信です。
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