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あれは本当にエピローグだったのか

2010.04.28 未分類
前に言っていた過去メールをまたまた眺めていたんですが、再び妙な文章が目にとまりました。


 今まで僕を信じてくれた人。今まで僕が、騙していた人。僕は彼らに何ができるでしょう。彼らのためにできることなど何一つ存在しないのです。いいえ存在するはずがない、なぜなら僕は、僕は彼らのことを忘れてしまって、彼らも僕のことを忘れてしまうだろうから。


これはこの前の文章の下にくっついていた文章ですが。なんかあんまり記憶にない文だなーと思ってたら、エピローグに入ってない文章でしたね。
しかしこの意見については、うーん、今の私ならちょっと否定したい気分です。というか、この文を書いた頃は単に皮肉として書いてただけのような気もしますね。そもそも「忘れる」とか「覚えている」とかいう話題は、ラスではなくシンの方でよく語っていた記憶があります。何気に彼のエピソードで最も書きたかったのが、偽善者の頃に優しくした人が今でもその恩を覚えている、って話でしたし。実際はちょっとしか書けなかったんですけどね……樹のせいで。
そんなこんなでまたしてもSを読み返してみたんですが(80話付近)、なんか今より随分と綺麗な文章で書いているような気がします。いや綺麗と言うより、考えがまとまっているって言うか。そりゃ樹は豊より芯がしっかりしてるし、あんまし意見が右往左往しない奴だったから(単純なだけとも言う)、そういうふうにまとまった考え方になるのは必然だったのかもしれないですけどね。何より豊を描く上でのテーマは「変化」ですから……波が来すぎて困ることも多いですけどね(笑)。
そういえば最近全く幸福を書いてなかった。ずっと頭の中が浜崎さん一色だったから、そろそろルイスさんと共に物語を追っていく覚悟を決めなきゃならないですね。
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